Facility WDRサーボコントロールテクノロジー
WDRサーボコントロールテクノロジーとは、サーボ情報を損傷し、位置を判断できなく
なって暴走したヘッドを意図的にコントロールし、プラッタのキズを回避しながら
残留磁気情報を可能な限り抽出する「WinDiskRescue」独自のデータ復旧技術です。
異音の大半はヘッド暴走による
症状の可能性があります
- ハードディスクには、とても重要な目に見えないパーツがあります
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「カコン、カコン」と異音を発し認識しなくなったハードディスク、昔から言われる「ヘッドクラッシュ」と思われる方も多いことでしょう。
しかしすべてがそうではなく大半は「ヘッド暴走」による症状の可能性があります。
ハードディスクは、ヘッド、プラッタ、アクチュエータ、スピンドルモーターといった主要メカで構成され、これら各動作を電気的にコントロールするのが制御基板になりますが、これだけではハードディスクは機能しません。 実はとても重要な目に見えないパーツがあるのです。
- 「サーボ情報」という重要な磁気データ
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ハードディスクには、容量に応じ複数枚のプラッタとその記録面数に対しヘッドの本数も比例して存在します。ヘッドは記録された情報を読み出すにあたり、自らがプラッタ上のどこにいるのかを物理的に認識する必要があります。
このときプラッタ上に磁気で記録された「サーボ情報」を読み取り、認識しながら複数のプラッタ各面のどこを読み取っているのかを判断しているのです。
- サーボ情報の損傷、暴走による異音発生、認識不可…そして。
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ヘッド、プラッタ接触によるスクラッチ、消耗過程における不良セクタにより「サーボ情報」が損傷すると、ヘッドはプラッタ上のどこに位置するのかを判断できなくなってしまいます。このときに制御を離れたヘッドが暴走してしまい、連続動作を繰り返すことによって独特の異音を発生させます。
このような場合、ハードディスクはBIOSなどへ固体情報を転送できず認識されなくなり読み取り不可のハードディスクとなってしまいます。そして暴走時の過負荷の連鎖によってヘッドは最終的に損傷してしまいます。
いいはずです。これらを実現できるのが「サーボコントロール」技術であり、
データアナライザ、残留磁気抽出装置となります。 これらを用いることで
開封解析などの手間を省くことも可能になります ”
これまでの「不可能」は、私達の「不可能」とはまったく違います。
WinDiskRescueは、「限界」を超えるための技術です。