Q&A Q&Aよくある質問
弊社にあったご質問の多い内容をまとめました。
弊社ではお客様からお預かりした全ての情報を機密情報とし、その取扱いに関しましては万全の体制で取り組んでいます。事前の機密保持誓約書の発行や、契約書での締結に対応しています。
弊社では、「取り扱う情報全てを個人情報を含む可能性がある機密情報」と定義し、その取扱いについての自己意識を高める為に個人情報保護方針に基づいた指導と定期的な教育を行なっています。プライバシーマーク取得もその一つであり、お客様の情報の取り扱いについてリスクマネジメントシステムを基に「計画」、「実施」、「監視」、「改善」のサイクルでデータリカバリー事業を行っております。
お預かりしたメディアに関しましては、データ保管庫にて信頼おけるセキュリティ会社の24時間365日の監視下で厳重に管理されています。
復元作業の対応可否判定、可能な場合、抽出可能データリスト提示、お見積まで算出しています。HDDの重度障害判定時は、過去の作業例による「簡易開封解析作業」と「高難度作業」に発展した場合の概算のお見積まで差上げています。
まずリードテスターでHDDの状態を測定、プラッタ(記録盤)のサーフェイス(表層)チェックにてスクラッチ(キズ)、サーボ情報の損壊状況等のマップを確認します。このあとデータアナライザによるサーボコントロールにてこれらを除く残留磁気情報の強制抽出を行ない、解析装置でデータとして変換可能なデータリストを作成しています。これらを「通常処置」と呼んでいます。
この作業にさえ対応していれば、異音(カコン音等)を発するメディアや、市販復元ソフトで全く対応出来ない、他社で「海外に送付する」と診断された等の理由で重度障害と思い込まれたお客様でも、弊社設備にて診断を行なえば「通常処置」で完了という事が殆どのようです。
作業過程が設備にて監視、自動化されている為、物理障害でもローコストを実現しています。
上記回答の「通常処置」作業が対応出来ない場合です。
お預かりしたメディアにクリーンルーム内での開封による検査、物理的処置や、高度解析処理を施さないと復元の可否すら判断出来ない被害の場合が該当します。診断の為に最低限必要な工数が発生する場合に重度障害判定として切り分けられます。
また汎用外ファイルシステム(Linux、UNIX等)のプラットフォームやRAID障害で始めから高度解析処理が必要な場合も該当します。
よくあるご質問ですが、実際お預かりしてみないと被害状況や作業自体対応しているかも判りかねる為、確定した費用はお答え出来かねます。重度障害時の作業料金は、作業の難しさで「通常処置」に対して何回分相当の作業(set数)になるかで算出されます。よって障害発生以後メディアへ何もなさらなければ被害も拡大せず、作業工程(set数)も少ない為低価格で解決します。
弊社でお預かりした重度障害判定メディアの平均的な作業例から大体1.5~2set程で完了しているのが現状のようです。
開封解析検査にて復元可否判定が安易に出来る被害状況を「簡易開封解析作業」として処理します。この検査にて復元可能なデータリストとお見積がご提示可能です。
コストバランスが良い為、費用対効果等を判断する上でお役に立てるかと思われます。
復旧作業完了後に目的とするデータが復元不可能だった場合、また作業自体物理的に不可能だった場合等を除きキャンセル不可能となります。どのような被害であっても復元のみを目的とした案件時の作業となります。
これは「お客様が必要とするデータ」に対してでしょうか、それとも「全てのデータ」に対してでしょうか。これらは診断後にデータ所有者であるお客様のみ判断可能な内容であり、弊社では一切判りかねる内容となります。
例えば、障害によりHDD内の残留磁気情報が全容量に対して80%ダメージを受けていたとします。この場合、復元率は20%では無く、この20%の中にお客様の必要なデータが全て揃っていれば、お客様にとっては100%となります。
上記の復元率のお問い合わせと内容が重なりますので詳細説明は省略しますが、結論から申し上げますと、あらゆる障害メディアにおいては「基なる記録情報」さえ揃っていれば復元は可能です。
但しこれら情報を設備にて抽出する事が可能なのかどうかはお預かり後の判断となり、抽出が可能であれば出てくるべきデータは出てきます。障害メディア内に残された記録情報を損壊させる障害発生以後の無理な行為で状況が悪化し「基なる記録情報」を破損させた場合、出てくるべきデータは破損してしまいますので注意が必要です。
データ選別を行うと別途選別費用が発生し高くなります。正常なメディアであれば正常なパソコンへ接続すると必要なデータだけ選択出来ますが、それが出来ないのが障害メディアです。
物理障害のHDDであれば、クリーンルーム内の作業や高度解析処理を経てメディア内の残留磁気情報を全て抽出し、本来の状態へ変換しないと内容確認すら出来ません。
また日々更新されHDD内のあちこちに断片化した情報を集めファイル化する事も出来ません。つまりデータの選別が可能になるのは全ての作業が完了した後の事であり、この過程までの費用が復元費用となる事から、一旦終了した作業後に更にパソコンで利用できる状態になったデータを選別する作業が発生する為です。
弊社では障害メディア内の残留記録情報を抽出後、一括変換した情報を選別せず全てお引渡しする事で物理障害等の専門性の高い作業でもローコスト化を実現しておりますので何卒ご理解をお願いいたします。
法人様、公的機関様等の場合、お支払につきましては「経理締めによるお支払」、「公費契約手続後のお支払」に対応しています。個人様につきましては発注後一定期間の保留、クレジットもご用意しておりますので、ご都合の宜しい方法を選択下さい。
キャンセル後は解析に施した処置を現状に戻す処置を行い、再度同じ作業が受けられる状態で返送いたします。但し現状を保っている事が前提ですので、一切の通電アクセス等をお控えいただき、安定した環境下で保管しておく事が必要です。
可能な場合もありますが、基本的にこの様な状況下に陥った媒体の再利用は弊社ではお勧めしておりません。廃棄処分は無料ですのでお気軽にお申し付け下さい。
復元不可能には、物理的、論理的な問題からどのような技術でも復元出来ない場合と、技術的に対応出来ず復元不可能と判断される場合があります。
お話をお伺いしただけでは対応可否判定が難しい為、一度お預かりさせていただいた後の判断となります。もちろん弊社でも復元不可能判定はございます。しかしながら大事なデータであれば諦めない事も可能性の1つかと存じます。1年近くの時間をかけ復元に至った実績もあり、そのご期待にお応えする為の努力は惜しみません。
「新しい技術は、お客様の要望によって生まれます。」
まず被害状況をお聞きかせ下さい。状況を分析しリスク軽減の為に指示をいたします。弊社ではこれまで多くの緊急案件を処理し解決して参りました。その豊富な経験と確かな技術で緊急事態を乗り越える為のお手伝いをいたします。緊急度に応じ24時間体制で処理を行ない、一刻でも早く解決出来る様に最善の努力をいたしますので、まずはご相談下さい。
こちらは対応いたしかねます。仮にお伺いしたとしても専用設備が無い為、結局持ち帰る事になり貴重なお時間を無駄にするだけになります。良質なデータ復元作業はあらゆる状況に対応出来る設備、条件が揃った環境でのみ実現しますのでご理解をお願いします。
大丈夫です。お車でしたら弊社受付けセンターへ直接お越し下さい。公共交通機関をご利用の場合、事前にお知らせいただけますと最寄りの到着箇所へスタッフがお迎えに参ります。
全国に展開するユニットコムの各店舗(「パソコン工房」、「GoodWill」、「TWO TOP」、「Faith」)にて全く同様のサービスを実現しておりますのでお近くの場合、ご利用いただけますと幸いです。
まず被害状況をご連絡下さい。ほんの一瞬の通電で二度と復元作業すら出来なくなりますので外見だけで判断し「難を逃れているかもしれない」等と僅かな期待なども一切せず現状維持を保っておいて下さい。 台風による大規模な冠水被害等で一刻を争う適切な事前処置が必要な場合、ご希望があれば弊社スタッフが障害メディアの回収にお伺いする場合もございます。
問題無く対応しています。メディア送付時の輸送手段など事前にご連絡いただけますと幸いです。また返送に際しご希望等ございましたらお気軽にお申し付け下さい。
本体をそのままご送付いただいて結構です。取り外しが困難なタイプは、分解取り外し費が発生する場合もございますので予めご了承願います。メーカー保障期間中の場合は、保証の適応が受けられなくなる恐れがございますので、弊社サービスをご利用の前に一度お問い合わせいただいた方が宜しいかと存じます。