この度の東日本大震災で被災されました皆様に対しまして、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く復興されることを社員一同お祈りいたします。
2ヶ月遅れの報告となってしまいましたが、5月11日~13日の3日間、東京ビックサイトにて開催されました日本最大の情報セキュリティ専門展示会、「第8回情報セキュリティEXPO」出展の様子を公開いたします。
まず、会期中ご多忙にも関わらず弊社ブースへお立ち寄り頂きました多くのお客様、代理店様、関係各社様に心からお礼申し上げます。
※出展ブースデザインです。
今年で6年連続の出展となりました。今年は創業10周年を迎え今まで培ってきたデータ復旧技術「WinDiskRescue」、データ復旧ツール「PC-3000 JAPAN」を主に様々な技術等のご紹介をいたしました。またこれら技術、製品の行くつく先としてデジタル・フォレンジック分野へ参入した事もあり、これら取り扱い新製品の展示も行いました。
また今年も昨年に引き続きHDD業界トップシェアのWesternDigital社に出展のご支援を頂き、WesternDigital製品コーナーも特設しました。
【写真:左右】
CGデザインをもとに設営されたブースの全体像です。白を基調とした左右対称の横長ブースの上部には、WinDiskRescueのマークとWesternDigital社のロゴマークを掲げています。WinDiskRescueデータ復旧サービス、PC-3000 JAPANデータ復旧ツール、デジタル・フォレンジック製品各種、そしてWesternDigital社の製品展示エリアを無駄なく配置し、多くのお客様が気軽に立ち寄り、各サービス、製品を見やすくご覧いただける仕上がりになりました。
【写真:左】
ブース中央にモニタを設置し、WinDiskRescue、PC-3000 JAPAN、WesternDigitalのデモムービーを流しました。またモニタの周りには、会場で弊社のアンケートにお答え頂いた方にもれなくお渡ししたWesternDigital社のノベルティグッズ等を飾っています。
【写真:右】
東日本大震災で受けた被害の早期復興の願いを込め、多くの皆さんが目にするモニタ下に「がんばろう 日本!!」の文字を入れ会場からも応援をいたしました。
【写真:左】
お客様をお迎えする会場でブース内の細かい準備を行うのは毎年新人の役目です。入社して初めての大きなイベントに戸惑いもあるかと思いきや、余裕の表情を見せていますが・・。
【写真:右】
午前10時のゲートオープンで一斉に押し寄せる人の波に圧倒され、徐々に来場者は増すばかり。様々な質問や色んな意見が飛び交う会場では戸惑いを見せるも、先輩や駆けつけたWinDiskRescue東京サービスセンタースタッフに助けられ説明を続けることができました。
【写真:上】
今年警視庁に導入された、PC-3000 Workbench type-P のベースモデルとなったPC-3000 Workbenchとなります。様々なハードディスクやメモリ製品のデータリカバリ作業と診断、調査、解析作業の双方を備えたPC-3000 JAPANオリジナルのハイブリッド装置です。会期中当機を使ったデモンストレーションとその高度な性能に多くの方が驚かれていました。
【写真:左】
PC-3000 Flashです。SSDやUSBメモリなどのフラッシュメモリ製品でデータアクセスが不可能になった物理損傷のフラッシュドライブから、各製品の複雑なコントローラアルゴリズムを再現してデータを復元することが出来ます。PC-3000シリーズで最も人気がある製品であり、今回PC-3000 Workbench type-Pの参考出展として組み込まれています。
【写真:右】
PC-3000 Workbenchの天板部は、様々な障害のハードディスクを解析できる作業台となっています。デモ用HDDでご覧戴けるよう十分な解析スペースを備え、導入したその日からその空間はデータ復旧ラボとなるよう設計されています。
【写真:左】
USB接続で使うことの出来るデータ復旧装置、PC-3000 PortableⅡです。モバイル性を重視、小さい製品ですが大手データ復旧業者に匹敵する高性能な性能を備え、これだけでも様々な障害に対応した機能を持っています。
【写真:右】
一昨年前、警察庁に導入された実績を誇るPC-3000 Pro Boxです。SATA / PATAモデル、SCSI / SASモデルとご用意しております。特徴として導入したその日から全機能をご利用頂け、小型筐体の特性を活かし作業スペースに複数台並べマルチな作業を行う場合に適しています。
【写真:左】
今年5月にリリースしたNANDフラッシュメモリ専用のデータ復旧装置、Flash Extractorです。NANDメモリであればTSOP48、TLGA、メディアであればSD / xDピクチャーカードに対応しています。豊富なアルゴリズムを備え、手動によるアルゴリズム構築も可能、近年のSSD障害の克服に最も適した製品です。またmicroSDや一体封入のメモリ製品など一般的に不可能と判定される障害克服にも対応できる強力な製品でもあります。
※近日、専用HPでの販売開始と技術フォーラムの開設予定です。
【写真:右】
昨年警視庁へ導入された実績をもつインスタントメッセンジャー専用のデジタル・フォレンジックソフトBelkasoftです。代表的な機能としてQQ、Skypeなどのメッセンジャーの利用履歴調査が可能で、メール、インターネットの履歴など通信に関わる操作履歴を特定する為、ハードディスク全体を調査することができます。デジタル・フォレンジックソフトで有名な、Encase、FTKなどと連携した操作が可能で、弊社PC-3000 JAPAN製品シリーズとの連携も可能です。
【写真:上】
WesternDigital社の特設コーナーです。ブルー、グリーン、ブラックと用途に合わせ利用できるハードディスクは今や完全にブランド化しました。これらハードディスクを採用し様々な機能を備えた外付けハードディスクは、プラグインだけで働くバックアップ機能を備え、ネットワーク接続においてはファイルサーバーの機能を果たします。これらに留まらずAV家電との連携でホームサーバーの役割まで果たすほどです。Windows用、Mac用と純正度を高め接続相性によるトラブルを軽減、パソコンだけではなくTVに接続しての録画も問題なく出来ます。他社にはないデザイン性豊かな筐体であり、どのようなシーンで利用しても違和感がありません。この演出においても一番気を使ったコーナーです。
【写真:左】
WesternDigital製品の実物の展示に伴い、デモムービーの放映を行ないました。ストーリーは相性をテーマとしており、ハードディスクを選ぶにあたり何を目的とし、どれが相応しいのかをCGアニメでコミカルに演出しています。
【写真:右】
そして今年の弊社ブースで最もインパクトを与えたWesternDigitalのマスコットキャラクター三体がCGアニメから飛び出し現れました。このキャラクターを見て弊社のブースに入って来られた方の中にはWesternDigital社のブースだと勘違いされるお客様もいらっしゃるほどでした。
【写真:上】
WinDiskRescueは形がないものを形あるサービスにしたものです。インターネットやメール、電話だけといった接客に留まらず、このような会場で多くの方々とふれあい、様々なご意見や要望を賜り、それを事業に取り入れて行くことで実現しています。だからこそお客様が緊張せず、気軽に立ち寄れ、ゆっくりくつろげる弊社らしい空間作りも重要な課題です。
【写真:左右】
この結果、今回の展示会も沢山のお客様にご来場頂くことができました。1つの展示物に何人も人だかりが出来るといった光景が続き、説明も順番待ちになってしまうほどで、お待たせしたお客様、ご都合によりその場を離れなければならなかったお客様にはこの場をお借りして心よりお詫び申し上げます。このような多くの方のご支援もあり、私達が提供しているデータ復旧サービスの重要度を改めて強く感じた3日間を過ごさせて頂きました。
第8回情報セキュリティEXPO閉会直後、スタッフ一同での記念撮影。
会期中、激励の為ご来場頂いた「WinDiskRescue」「PC-3000 JAPAN」採用の関係各社様、また出展までに様々なご支援、ご協力を頂きました関係各社様におかれましてはスタッフ一同心よりお礼申し上げます。
今回の出展では多くのお客様に弊社のサービス、製品をご覧頂き、今後弊社事業の目的が日本データ復旧業界の発展に繋がる事を確信出来た3日間でもありました。今後とも「WinDiskRescue」、「PC-3000 JAPAN」を宜しくお願いいたします。
(※開催中お客様よりお預かりしたお客様の個人情報は弊社「個人情報保護に対する基本方針」により、お客様の同意なき目的には一切利用致しませんのでご安心下さい。)