ラインナップ LINEUP
インテリジェントなデータ調査、解析エンジンと検索結果を可視化する機能を実装したIntellaには、
用途や目的に合わせた様々なラインナップがあります。
Intella PRO/250/100/10
- 容量無制限のIntella PRO
- Intella PROは、膨大な電子データの中から証拠ファイルを調査、解析および検索可能な機能制限無しのシングルユーザーライセンスのソフトウェアです。主に政府機関、法執行機関、大企業、フォレンジックサービス、一流の法律事務所および会計コンサルタント向けに開発されたプロフェッショナルスタンダードモデルです。
- 機能を抑え、よりリーズナブルな Intella 250/100/10
- Intella 250、100、10は、Intella PROと同じ機能を備えていますが、証拠ファイルを調査、解析および検索可能な容量が異なります。それぞれの最大処理容量が250GB、100GB、10GBまでとなっており、Intella PROの無制限機能までは必要としない中規模、小規模の調査向け、または少ないデータ量を扱う個人向けに設計されたバージョンです。
Intella TEAM
- 膨大なデータ調査に最も適したエンタープ向けソフトウェア
-
Intella TEAMは、複数人が個別に、または同時に証拠ファイルを調査、解析および検索可能なエンタープライズソフトウェアです。
Intella TEAMは、1つの「TEAM Manager」と3つの「TEAM Viewer」で構成されており、
共同調査に優れ、分析官と調査官の作業結果を1つに統合することができるチームバージョンです。
Intella CONNECT
- ブラウザ対応、Viewr無制限のハイエンドモデル
-
Intella Connectは、Webブラウザを使用してIntellaで処理された証拠ファイルを、調査担当者が総合的に検索することができるソフトウェアです。
インストールされたワークステーションに対し、Intella Connectをローカルネットワークのみで使用したり、外部からリモートアクセスできるようにしたりと用途に合わせて管理できるWebプラットフォームバージョンです。
Intella VIEWER
- ブラウザ対応、Viewr無制限のハイエンドモデル
-
Intella Viewerは、Intella Pro、250、100のオプションソフトウェアで、調査はできませんが、
別の調査担当者が調査に用いたコンピュータとは別のコンピュータでIntellaと同じ操作で調査内容を参照することができます。追加できる担当者は、Intella 100で2名、Intella 250で3名、Intella Proで4名、
Intella TEAMで8名までの制限があります。
製品仕様 TECH SPECS
1.対応ファイルとソース
- 電子メール、携帯電話
-
- MS Outlook(.PST, .OST )
- MS Outlook Express (.DBX )
- Lotus Notes (.NSF )
- Mbox• FoxMail (.box )
- Apple Mail (.emlx )
- IMAPアカウント
- UFED, XRY, Oxygen XML
- ファイル
-
- MS Office Word
- MS Office Excel
- MS Office PowerPoint
- MS Office Visio
- MS Works
- MS Publisher
- プレーンテキスト
- リッチテキスト
- HTML, XML
- Open Office
- Corel Office
- アーカイブ(.zip, .gzip, .bzip2, .tar, .rar )
- 保存された電子メール(.eml )
- iCal
- vCard
- Hangul (.HWP )
- ソース
-
- ハードディスク、各種メディア
- イメージ、EnCase(.E01)、FTK(.dd)など
- ローカルフォルダ、ネットワークフォルダ
2.対応言語
-
- 英語、ドイツ語、フランス語、オランダ語
- 日本語、中国語、韓国語
3.インデックス化とオプション
- インデックス作成オプション
-
- すべてのファイルコンテンツ、メタデータ
および添付ファイルのインデックス化と検索 - ドキュメントに埋め込まれた画像の抽出
サムネイル表示に関する画像
(.bmp, .jpeg, .gif, .png )のキャッシュ - MD5およびメッセージのハッシュ値計算
- ニアデュプリケート計算
- すべてのファイルコンテンツ、メタデータ
4.検索方法とフィルター処理
- キーワード検索
-
- テキスト・タイトル / 件名
- サマリーおよび説明
- パスおよびファイル名
- 作成者およびメールで使用する名前
- 電子メールのヘッダー
- SMSメッセージ
- 複数用語検索
-
- AND OR NOT 検索
- グループ化検索
- あいまい検索
- 近接(プロキシミティ)検索
- フィールド固有検索
- ワイルドカード検索
- フィルター
-
- キーワードリスト
- タグ
- MD5ハッシュおよびメッセージハッシュ
- 場所
- 日付時刻(範囲)
- ファイル種別
- サイズ
- 言語
- 関係者(作成者、電子メールアドレス)
- 通話時間
- 電話番号
- 特徴(タグ付、フラグ付、暗号化、コピー等含む)
5.検索結果の表示
- 表示方式フィルター
-
- クラスターマップ
- テーブルビュー(表形式)
- リストビュー(一覧形式)
- サムネイルビュー(サムネイル表示)
- タイムラインビュー(時系列表示)
- コラムテーブルビュー
-
- ヘッダー:場所、名前、タイトル / 件名、種類、MIME種類、サイズ、日付と時刻、コンテンツ作成日、ファイルの最終更新日、送信日、受信日、重要な用語、ソース、言語、作成者、投稿者、送信者、受信者、URL、添付ファイルの有無、添付ファイル、MD5、コピー、フラグ付、タグ付、暗号化、メッセージID
- オプション
-
- 重複除去
- コメントの追加
6.結果のプレビュー
- 即時プレビュー
-
- コンテンツ、ヘッダー、プロパティ
- 添付ファイル、サムネイル
- エントリー(見出し)
- 元のレイアウト
- レビュー
-
- 一覧の前および次の項目
- タグおよびクイックタグボタン
- フラグボタン
- クイック検索一致ボタン
- 探索
-
- 会話の表示
- コピーの表示
- ニアデュプリケート表示
7.結果の報告
- レポート
-
- 項目エクスポート
- タブ出力、レポート出力
- ネイティブアプリケーションで項目を開く
- PST、PDFおよびCSVで結果をエクスポート
- エクスポートレポートの作成
- オプション
-
- i2 Analyst Notebook
- Concordance
- Summation
- Ringtail
- Relativity
以下のソフトウェア向けにエクスポート
動作要件 USER SYSTEM
CPU | OS で推奨されたx 86 / x 64ビットプロセッサ ※AES-NIに対応したプロセッサを推奨 |
---|---|
OS |
Windows 10、8.1、8、7、Vista、XP Windows Server 2012、2008、2003 MacOS 10.8 |
メモリ | OS で推奨された容量 |
HDD空き容量 | 50MB以上の空き容量 |
※ 仕様は予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。 |
よくあるご質問 FAQ
Intellaは何をするツールなのですか?
さまざまなデータの内容を瞬時に調べ、関係性を可視化するツールです。
Intellaはどのような時に利用するのですか?
膨大な量のデータから、調査対象となる目的のファイルを探し出したり、情報のやり取りを行っていた人物を特定したりする場合において利用します。
Intellaはどのようなデータを解析できますか?
メール、ドキュメント、画像、ログ、システム情報などコンピュータで使われるすべてのデータの調査に対応しています。
Intellaはどのようなイメージ形式に対応していますか?
E01、Ex01、L01、Lx01、S01、AD1、AFF4、VHD、VHDX、AVHDX、VMDK、X-Ways、またはDD形式の、1つまたは複数のディスクイメージに対応することができます。
Intellaは削除されたデータ解析もできますか?
本製品は膨大な量で存在するデータを調査することに特化しているため、削除データについては、別途カービングしたデータをケースに追加する必要があります。
Intellaは暗号ファイルや暗号環境を解析できますか?
必要なアクセスキーがあれば、PST/OST、NSF、PDF、DOC、XLS、PPT、OpenXML、PDF、ZIP、RAR、7-Zip、S-MIMEで暗号化された電子メール、PGPで暗号化された電子メール、BitLockerボリューム、APFSファイルシステム等に対応できます。
Intellaはスマートフォンの解析ができますか?
スマートフォン解析ツールのファイルや解析ツールで抽出したデータを追加することで、コンピュータやスマートフォンをまとめて調査することが出来ます。
Intellaを共同で解析することはできますか?
Intella ConnectやIntella Investigatorを使うとケースの共有機能で複数の調査官に同一のケースでもそれぞれ異なる項目を割り当て解析することができます。調査が済んだものはケースに統合可能で膨大なデータでも効率よく調査することができます。
IntellaはMacで使用できますか?
Windows OSのみでmac OSには対応していません。
Intellaは日本語に対応していますか?
日本語のデータも解析可能です。またソフトウェアUIも日本語表示に切り替えて使用できます。
Intellaは多国語に対応していますか?
Unicodeに基づいているため、あらゆる言語に対しテキストのインデックス化とキーワード検索が行えます。また言語ファセットは53の言語の検出に対応しています。
Intellaはインシデントレスポンス、ファストフォレンジックに使えますか?
Intella W4を使うことで複数のソースから重要度の高い調査対象をすばやくトリアージすることができます。
Intellaの利用について適切な製品を教えてください。
大規模な調査が必要な場合はIntella Connect。調査に人員を要する場合はIntella Investigator。データは多いが個別事案の調査が多い場合はIntella Pro + Intella Viewer。調査するデータ容量が想定できる場合はIntella 250 / 100 / 10が適切となります。
Intellaは誰でもインストールできますか?
Intella ConnectやIntella Investigatorに限りサーバーインストール製品になりますので、サーバーやネットワーク構築スキルが必要になります。
Intellaはソフトウェア更新が必要ですか?
本製品は、毎年有償のSMS(Software Maintenance Support)更新が必要な製品と、サブスクリプションの更新が必要な製品があります。SMS製品は更新期限を過ぎても製品は使用できますが更新時に超過期間分の費用が加算され、サブスクリプション製品は更新期限を過ぎると製品が使用できなくなります。
Intellaのライセンス形態について教えてください。
Intella Connectはサブスクリプションライセンス、これ以外の製品はSMSライセンスとなります。Intella Connect、Intella Investigatorはネットワークドングルを用いたライセンス管理、スタンドアロン製品は個別のドングル管理となります。
Intellaのドングルは製品の数だけ必要ですか?
ローカルネットワークが有効な環境であれば、ネットワークドングルで一定数を包括して管理することもできます。
Intellaの製品トレーニングは用意されていますか?
本製品トレーニングは、国内では当社だけで行われています。製品導入時の基本的な操作から、実践での使用方法までを有償でサポートしています。
Intellaは誰でも購入できますか?
本製品は、どなたでも購入いただけますが、オンプレミス提供のベンダーが代理購入する場合は、必ずライセンスの使用者名義での登録とさせていただきます。
Intellaの導入実績について教えてください。
詳細は明かせませんが、監査法人、法律事務所、法執行機関で使用されています。
「Vound」は、
フォレンジック検索、eDiscoveryおよび情報ガバナンスに
使用される技術の世界的なベンダーです。
世界中の政府機関、法執行機関、企業、専門サービス会社や法律事務所に
電子メール・データ調査用ソフトウェアを提供しており、
>主力ソフトウェアツールである「Intella」は、直感的なインターフェース、データの視覚的表現機能、
およびワークフローにおける柔軟性により、急速に支持を拡大しています。